- Home
- 採用ご担当者様向けページ > WEB面接のススメ
WEB面接のススメ
新型コロナウイルスの感染拡大により、営業の外回りの制限や、リモートワークの推奨が行われております。採用担当者様にとっては、直の面接ができず、採用活動の休止を余儀なくされているのではないでしょうか。 そんな今だからこそおすすめしたいのが「WEB面接」の導入です。 今回は、WEB面接導入のメリットとデメリット、おすすめのWEB面談ツール、WEB面談の進め方についてお伝えしていきます。
Contents |

1.WEB面接のメリットとデメリット
■WEB面接のメリット
①コストの削減につながる
WEB面接導入の1つ目のメリットは、コストの削減です。面接場所に出向くことなく、面接が可能なため、交通費が不要となります。1次面接の交通費に関しては、求職者負担の場合も多いかと思いますが、求職者にとっても交通費がかからないことは、大きなメリットとなります。
②時間の削減につながる
上述の通り、面接場所に出向くことが不要になるため、すき間時間に面接をいれるなど、効率的な面接スケジュールを組むことが可能です。求職者にとっても、現職の仕事の合間などで面接をいれることができ、仕事を休むことなく転職活動を行うことも可能になります。そのため、日程調整にかかる手間も少なくなります。
③優秀な人材との面接が可能
WEB面接であれば、地方在住者や海外在住者との面接も気軽に行うことができます。人手不足が叫ばれる今、優秀な人材を確保するためには、遠方に住んでいる求職者も視野にいれることが不可欠です。
④他社との差別化ができる
業界にもよりますが、WEB面接を導入している企業はまだ多くありません。そのため、求人票の中に「WEB面談可」といれてアピールするだけで、応募数が増える可能性も十分にあります。
⑤採用レベルの向上につながる
WEB面接ツールの多くは、録画機能が使用できます。録画機能を使うことで、面接を振り返ることができ、採用担当者ごとの採用基準の差を減らし、採用レベルの向上につなげることも可能です。なお、面接を録画する場合は、必ず求職者の許可を取るようにしてください。
■WEB面接のデメリット
①通信環境に左右される場合がある
オンラインという特性上、通信環境が悪い場合、うまく接続できなかったり、音声が聞こえづらかったりする場合があります。あらかじめ、通信テストをしておくように求職者に伝えるのも一つの解決策かもしれません。
②細かいニュアンスが伝わりづらい
対面での面接と比較して、雰囲気や細かいニュアンスなど、伝わりにくいこともあるのも確かです。また、求職者からしても、WEB面接だけでは会社の様子が分からないことは大きなデメリットとなります。
WEB面接にもデメリットはあるため、一次面接はWEBで行い、最終面接は直接という形が現実的かもしれません。
2.おすすめの無料WEB面接ツール
WEB面接を導入するにあたり、おすすめの面接ツールを2つご紹介いたします。
★知名度No.1【Skype(スカイプ)】
https://www.skype.com/ja/ (Skype公式サイト)
Skypeはマイクロソフト社が提供する、インターネット電話サービスです。
個人での利用も多いことから、求職者からの知名度は高いでしょう。
世界中に無料で配信されていることから、ハッカー攻撃などの標的にされるリスクもあり、会社によってはセキュリティ上の問題で使用不可とされている場合もあるため、ダウンロード前に確認が必要でしょう。
有料版のSkype for businessは、無料版よりも機能が充実していることと、高いセキュリティ対策が採用されています。(※Skype for Businessを利用するには、別途「OFFICE365」を購入する必要があります。)
Skypeはパソコンとスマートフォンどちらでも利用できますが、求職者・企業側ともにアカウント登録が必要です。
登録後、求職者へのコンタクト申請など、事前準備には多少の工数がかかるため、余裕をもって準備をする必要があります。
面接時には、求職者のアカウントに対して電話をかけるようなイメージでコンタクトを取り、相手が応答すればWeb面接を開始できます。
★求職者側の登録不要。手軽に使える【zoom(ズーム)】
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html (zoom公式サイト)
zoomはズームビデオコミュニケーションズ社が提供する、クラウドコンピューティングを使用したWeb会議サービスです。 接続の安定性に定評があり、オンラインセミナーやWEB会議でよく利用されるツールとして知られています。 1対1(2人)の接続は無料で時間制限無しですが、3人以上で同時接続する場合は、40分の時間制限が設けられています。 時間制限のない有料版は、月額2000円〜です。
zoomの最大の特徴は参加者であればアカウント作成が不要であるという点です。 企業側がアカウントを登録し、ミーティングのURLを作成すれば、そのURLをクリックするだけで、求職者はWEB面接に参加できます。 パソコンとスマートフォンのどちらでも利用できますが、スマートフォンから参加する場合は、事前にアプリをインストールしておくことが必要です。
3.WEB面接の進め方
①事前準備
・WEB面接ツールのダウンロードとアカウント登録
・WEBカメラ・ヘッドセット(マイク付きイヤホン)等の備品の準備
・操作方法や音声、カメラのテスト
②求職者との面接スケジュール設定
・Skypeの場合・・・あらかじめ求職者のIDを確認し、面接前に連絡先に追加しておく。
・zoomの場合・・・ミーティングのURLを作成して、求職者に開始時間とURLを共有しておく。
どちらのツールも、求職者が初めて使用する場合は、事前の準備が必要なため、使い方などを案内しておくとよいかもしれません。
海外在住の方と面接する場合は、面接時間が日本時間なのか、現地時間なのか事前に必ず確認するようにしましょう。
③面接当日
・面接開始5分前には、静かで電波のよい場所に移動し、面接ツールにログインしておく。
・開始時刻になったら、Skypeの場合は、ビデオマークをクリックし、ビデオ通話を開始する(呼び出し音が流れる)。zoomの場合は、事前に準備したミーティングルームに入室する。
注意点
・録画・録音する場合は、必ず求職者の許可を取ってから開始する。
・オフィス内の機密情報などが映らないように配慮する。
4.まとめ
企業にとっても、求職者にとってもメリットの多いWEB面接。直接の面接が難しい今だからこそ、導入をお勧めします。また、ご紹介したWEB面接ツールは、面接だけではなくリモートでのミーティングにも使えるため、この機会にぜひご検討ください。