特集
羅針盤について
「日本の観光をリードし、文化を次世代につなぐ」をミッション・ビジョンに、インバウンド関連の3社が合併して誕生した会社です。トラベル事業・着物レンタル事業・宿泊管理事業・メディア事業・ガイドコミュニティ事業・地域プロデュース事業と幅広く展開し、日本の観光を盛り上げていきます。
地域プロデュース事業本部について
羅針盤の他事業で培ったノウハウ・ネットワークを活用し、ゲスト目線・地域目線にこだわりながら、日本全国で観光活性化・関係人口の創出に向けたプロジェクト運営・コンサルティングサービスを提供しています。
特に、体験型コンテンツ分野においては、ツアー造成・ガイド育成・販売・オペレーション構築を一気通貫し試行錯誤してきた実績があり、ワークショップの実施から伴走支援まで、幅広くサポートします。
先輩社員インタビュー
地域連携グループ:三ツ瀬さん
これまでのキャリアは?
米国の大学卒業後、日本の発展・成長に寄与したい・日本から世界に“いいもの”を伝えたいとの思いから、日本企業でありながら世界でシェアを拡大している日本の大手アパレル企業に入社いたしました。営業部に所属し実店舗のマネジメントを担当し、転勤等で地方を転々とする中で、地方には日本国内でも知られていない”いいもの”がたくさんあることを実感しました。その一方で、地方の人口減少が加速していることを目の当たりにし、これからは地方こそ実店舗だけでなくEC市場の販売を伸ばしていく必要性を強く感じました。
EC関連の社内公募に手を挙げるなどしてきましたが、よりスピード感をもって主体的に事業を推進していきたいとの思いから、クラウドファンディング等の事業を運営するベンチャー企業への転職を決意しました。これまで培ってきた販売という軸に、新たにECとFinTechの知見を得ながら、地方の事業者の支援を行ってきました。在籍中に社内での役割も徐々に変わり、後半は自治体、大学、金融期間とのアライアンスを担当し、間接的に事業者等の支援を行ってきました。
入社のきっかけは?
前職での役割が分かっていく中で、新たなフィールドで多様な経験を積み、スキルを身につけ、より難易度の高い業務にチャレンジしていきたいと考えていました。かねてから日本の発展・成長に寄与したいと・日本から世界に“いいもの”を伝えたいとの想いもあり、「日本の観光をリードし、文化を次世代に繋く」というミッション・ビジョンに惹かれました。ちょうど3つの会社が合併して、これから事業を拡大していくフェーズでもあったため、2023年10月に羅針盤に入社しました。観光業界は初めてでしたが、これまでのキャリアの軸である「どう販売をしていくか」という点では、羅針盤での仕事においても大きな違いはないと思っています。
どんな仕事をしている?
主に自治体の受託事業の運営を行っています。ガイド育成、コンテンツ造成、OTAの活用支援やプロモーションのアドバイスなどに携わっています。私のバックグラウンドが販売を軸としていることもあり、作ったコンテンツをどう販売していくかというところの支援を得意としています。具体的に言うと、事業者の提供している体験コンテンツを訪日外国人向けに販売していくために、既存商品の磨き上げや海外OTAへの掲載支援、Googleビジネスプロフィールの活用支援など、マーケティング支援に関わることを行っています。受託先は自治体なので、もちろん行政とのコミュニケーションも発生しますが、実際のサポート対象はその地域で体験コンテンツを運営している事業者さんであることが多いですね。
仕事のやりがいは?
人によって何にやりがいを感じるかは違うと思いますが、私自身は「できないことができるようになること」に楽しみを感じるタイプなので、観光・インバウンドという新しい領域で新しい知識を身につけて学びを得ることで、自身の成長を実感できることにやりがいを感じています。また海外OTAへの掲載等の支援をした結果、実際に予約が入り始めたり、売れ始めたりとの声をお客さんから聞くと、自分の仕事がその地域に貢献していると実感できて嬉しかったですね。まだまだ伸びしろのある市場だと考えているので、広い地域でより多くの事業者の支援をしていきたいです。
英語を使う機会は?
地方でモニターツアーを実施する際に、モニターとして集めた外国人ゲストに英語でアテンドをすることがあります。またメイン業務ではありませんが、自社の訪日外国人向けの築地ツアーでガイドをすることもあります。その理由は、トラベル事業部で培ったノウハウを地域に伝えていくことが期待されている中で、自分自身の経験を元に話せると説得力や納得感が全然違うからです。そういった意味でもガイドをするために一定の英語力はあった方がよいと思います。
どんな人に向いている?
結果に責任を持って最後まで粘り強く取り組める人に向いている仕事だと思います。企業の案件であっても自治体の案件であっても、相手の求めているものをしっかりと納品することが第一ですので、最後まで粘り強くやり抜く力をもっている人には向いている仕事だと思います。私が観光やインバウンドの業界が未経験だったことも大きいですが、地域プロデュース事業部は業務の幅も広いため、未経験のことに触れる機会も多いです。そのため、素直に「まずやってみる」の精神を持って未経験のことに取り組むことができる人にも向いていると思います。また、羅針盤は2023年10月にインバウンド関連の3社が合併して誕生した会社です。大企業のように全てが整っている環境ではないですが、変化を楽しみながらチャレンジしていきたい人には良い環境だと思います。強い組織には 多様な人材が不可欠ですので、多様なバックグラウンドを持った仲間が増え、それぞれの強みを活かしながら活躍できる組織になっていったら良いなと考えております。
先輩社員インタビュー
シニアプロデューサー:平沢さん
これまでのキャリアと入社のきっかけは?
外資系のラグジュアリーブランドのマーチャンダイジング部門の統括を何社か経験した後、地方創生関連の認定NPOで8年務めていました。NPOの仕事では地方に行くことが多かったのですが、地元の方とのふれあいやその土地ならではの文化や習慣など、地域の魅力に触れることができました。一方で少子高齢化により衰退していく地域を目の当たりにしました。地域の魅力をうまく打ち出すことができれば、地方の観光にも可能性があるのではないかと考えていた時に、羅針盤の前身であるノットワールドが被災地のツアーを催行しているのを見かけました。旅行業界での経験は無かったのですが、NPOでの仕事と外資系で海外の方と接してきた経験を活かせるのではないかと思い、2018年にノットワールドにジョインしました。
どんな仕事をしている?
観光庁や地方自治体、DMOが出している公示案件に応札して事業を取りにいきます。事業内容を読んで提案書を書いていくのですが、事業内容を字面で追うだけではなく、その奥に何があるかを汲み取ることが大切です。受託と聞くと与えられた仕事だけを行うイメージがあるかもしれませんが、仕様書に記載されている業務に付加価値を付けて提案したり、次年度にどう繋がっていくのか先を見据えた提案をしたりすることを意識しています。採択された後は、発注者である自治体やパートナーの事業者さんと一緒に事業を推進するために、プロジェクトマネージメントを行います。事業が完了したら最後に報告書を書いて納品するというのが一連の流れです。
どんな人に向いている?
地方に行くと、観光が専門分野ではない方やこれまで全く関わりの無かった分野の方と仕事をすることが多々あります。その方々と同じ目線で事業を進めていけるような関係性を作る必要があるため、「自分の得意分野や領域と違う人たちとも壁を作らずに交流できること」はマストですね。また「色々なところにアンテナを張って、色々な角度から物事を見れること」「自分で考えて動けること」も必要なスキルだと思います。
求職者の方にひと言!
私自身も観光業界未経験で飛び込んできました。未経験など関係なく、臆せずトライできる方を歓迎します!一緒に日本各地の観光を盛り上げていきましょう!事業部長インタビュー
代表取締役兼事業部長:佐々木さん
地域プロデュース事業本部の事業内容は?
主に自治体の受託事業の運営を行っています。ガイド育成、コンテンツ造成、OTAの活用支援やプロモーションのアドバイスなど、トラベル事業をはじめとする他事業で培ったノウハウ・経験が当社の強みです。観光領域への投資は今後も増えることが予想されますが、最大限効果的に活用していくことで日本の観光を盛り上げていきたいという想いで事業を推進しています。
自治体案件の流れは?
年度の始まりが4月なので、公募開始がだいたい1月~6月ごろになります。そのためその時期は提案が中心です。提案が採択されると、4月以降に徐々にプロジェクトがスタートし、プロジェクトの推進を行います。秋になってくると、次年度の相談を受けながらというケースが多いですね。年度終わりである2月、3月には報告書を作成します。
手掛けた事業の具体例は?
これまで観光庁・日本政府観光局と共に「高付加価値な旅行者に対するガイド育成事業」に4年間取り組んできました。都道府県単位でもガイド育成事業に携わることは多いですね。最近では相撲協会と共に、相撲の朝稽古の見学や九州場所のツアーなどのツアー造成にも取り組んでいます。富山や鹿児島では、OTA掲載支援を通じた販路拡大にも取り組んでいます。
地域コンサルタントとして働く魅力は?
数年でインバウンドのプロフェッショナルになれることですね。多くの自治体支援会社は支援だけを専門としていますが、当社は実際に訪日外国人向けツアーの企画や運営を行っているため、現場感を持ちながらプロジェクトを推進することができます。地に足のついたアドバイスをするためには、現場感は絶対に必要だと思っています。また、日本各地の地域の人々と関わることができることや、観光に熱い想いを持った方々と協業できることも魅力の一つだと思います。
どんな人に向いている?
実際にガイドをやってみる、ツアーを作って売ってみるなど、現場に飛び込んで自分の肌感覚を鍛えつつ、熱を持って地域に伝えていける人が向いていると思います。スキル面で言うと、現場感を得るためにも語学力はあった方がいいと思います。またそれを言語化して伝えるためにプレゼンテーションスキルは必要です。ただスキルはあるに越したことはないですが、「吸収力」さえ高ければスキルは後で身に付いていくものだと思っています。未経験でも「何でも吸収するんだ!」というマインド、「素直さ」や「飛び込む勇気」をお持ちの方は大歓迎です。
求職者の方にひと言!
インバウンドはこれからの業界だと思っています。今からチャレンジしても数年でこの分野の先駆者になれる領域です。ぜひ熱いマインドを持った方と一緒に日本の観光をリードする会社を創っていけたらと思っていますので、ご応募をお待ちしております!